東建コーポレーション 岐阜支店

こんにちは。
東建 岐阜支店　現場監督のＴ原です。

2月になって、連続の投稿です
２月の一大行事バレンタインは如何でしたか？？
豪華な物をもらっちゃった人は３月のホワイトデー、がんばってくださいね


今回も引き続き、岐阜県岐阜市東鶉にあります物件、重量鉄骨造耐震アパート
エクセレントMINI　B
をご紹介致します


前回は柱脚部アンカーセット工事をご紹介いたしましたが、今回はその周囲を取り囲む、基礎工事をご紹介したいと思います。

アンカーセットで精度がバッチリ確保できるのは前回ご紹介したとおりですが、アンカーセットのみでは建物の荷重に対抗する事はできません。
そこで今回ご紹介する基礎工事で、上部の建物を支えます。

皆様が想像される基礎と言うと、下記写真のようにコンクリートの塊をイメージされるかと思います。




コンクリートのみですと、圧縮する（押しつぶす）力に対しては大変強く抵抗できますが,

引張る力に対しては,あまり強くありません。

そこで写真のように、コンクリートを打設する前に鉄筋による骨組みを入れます。




この後に施工する型枠が配ってある為、少々見にくくて申し訳ありません。

鉄筋は、引張る力に対しては非常に強く抵抗できます。
が、圧縮する力に対してはあまり強くありません。
つまり、コンクリートのみの場合と反対の性格をしています。

そこで、この２つを適正に組ませる事によって、圧縮にも、引っ張りに対しても強い頑強な基礎が出来ます

ちなみに、骨となる鉄筋ですが、何でも良いと言うわけではありません。
例えば、錆びないから良さそうかと思ってステンレス製の鉄筋としてしまいますと、お互いの膨張・収縮する値が違う為、夏と冬の温度差によって、お互いがくっ付かず、一体となりません
鉄とコンクリートは、ほぼ同じ膨張・収縮の特性を持っているため、お互いがケンカせずに、協力して力に対して抵抗する事ができます！
そして、コンクリートはアルカリ性なので、鉄筋を錆びさせることはありません！！
鉄とコンクリートは非常に相性の良い素材なんですね

このバレンタインで奥様や彼女様からチョコをもらった方は、鉄筋とコンクリートみたいに、お互いが協力して行けると良いですね

次回（こそ）は、この上部分である、躯体工事をご紹介していきたく思います。

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